宮尾登美子の小説を五社英雄監督が仲代達矢、岩下志麻、夏目雅子などの出演で映画化した1982年の作品
ネタバレになるかもですが・・・
若い頃、舞鶴市の映画館で鑑賞。
大正~昭和にかけての土佐の侠客・鬼龍院政五郎の盛衰を養女となった松恵の目を通して描かれています
ヤクザ鬼政一家の面と、鬼政の身内家族の愛憎劇の面の二正面で描かれています。「舐めたらいかんぜよ」の名台詞も流行しました。
「~花子の生涯」と言うタイトルですが、花子が娼妓に身を落とした理由や急死した経緯などあまり詳しくは語られていませんでした。どちらかと言うと「林田松恵の半生」でした。
実在の人物やエピソードをモデルにしている部分もあり奥が深い作品でした。