ゴースト

怒りの葡萄のゴーストのレビュー・感想・評価

怒りの葡萄(1940年製作の映画)
3.6
ジョン・スタインベックの原作を映画化。だが、原作のダイジェスト版という印象で、母親がコーヒーの砂糖を値切るシーンや、最後のローザシャーンの行動などは存在しない。全体的に『怒りの葡萄』を上手く表現出来ていると思うのだが、どこか違うという感覚を受ける。それは人間の汚らしさ、素晴らしさ、資本主義がうまくいっていないという部分を少し削ったからではなかろうか。ちょっと期待値が高すぎたか。
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