このレビューはネタバレを含みます
二章→四章→三章→一章で話が色々とつながった。
ということで原作未読の俺もだいぶ話の流れが掴めてきて、少しスッキリｗ
ここまでが式の基本設定の説明されたということであれば、どちらかというとこの四章全体でひとつの序章という印象も受ける。
ただこの話では、式が自分の能力に気づいて自身の状態を受け入れていく初めの話なので、敵の設定がかませっぽくて少し盛り上がりに欠けるかなあ。
識を亡くした式の“がらんどう”の胸と、それを埋める者の話としては纏まっているけど、台詞上で相変わらず理屈っぽく分かりにくい言い回しが繰り広げられるのは何だか煙に巻かれている気がせんでもない。
まあ、これは作風なんだけどね。
それはそうと、エピローグのみの登場人物の名前が、直前のエンドクレジットで流れているのが若干残念なところ。
本編後の話とはいえ、事前に誰が出てくるのかはやっぱり微妙です。
特に今回は、一章と三章の主要キャラが出てきていただけにね。
あえて名前を出して驚かせるという「METAL GEAR SOLID 4」のビッグボスの様な演出ならまだ納得もするが。
