奈須きのこ原作小説をユーフォテーブルがアニメ化した劇場作品。
全7章+最終章+@の第4章。
1998年6月の2番目の時系列。
このシリーズはタイトルに数字が付いているのに時系列がバラバラな構成の作品なのだが、この4章にて作品全体の大まかな構成がわかるようになっている。
なぜ両儀式が直死の魔眼を持つようになったのか、「織」の行方、蒼崎橙子との出会いなど、今までモヤモヤしていたものがハッキリするので原作を読んでいない側としてはとてもスッキリした。
しかしその分、全体的にストーリーが説明に偏っているので映画単体としての満足感はどちらかというと微妙。
そんな構成が難しいところはシリーズ映画の宿命ですね。