レンタルで観たのですが、音量を上げても何を言っているのか聞き取れず、戻すこと数回。それでも聞き取れず、あきらめて字幕ON。
高校3年生の夏休み前から卒業までの日々を追った作品ですが、行事の取り上げ方がとてもいいと思いました。部活最後の大会と引退、最後の文化祭、受験、発表・・・どれも刹那的なきらめきを持ち合わせていて、郷里の匂いがしました。
加代子がなぜ彼を好きになるのか、その過程がわからず、もったいなかった気がします。逆に恵のストーリーはわかりやすく、それもあってか、榮倉奈々さんがぼやけて、谷村美月さんが溌剌として輝いていました。
誰もが通り過ぎたあの頃、通り過ぎる前の人がちょっと羨ましい・・・