ハリーの災難の作品情報・感想・評価・動画配信

『ハリーの災難』に投稿された感想・評価

マヒロ

マヒロの感想・評価

3.0
とある小さな村に住む元船長のワイルズという男は、こっそり禁止されているはずの狩猟をしている途中、森の中で頭から血を流して死んでいる男を発見する。自分の流れ弾で死んだと思ったワイルズは必死で死体を隠そうとするが、死体を見つけた少年アーニーに連れてこられた母親・ジェニファーや、たまたまスケッチ中に死体を発見した売れない画家のマーロウなど、次々と死体の関係者が増えていくことにより事件がややこしくなっていく……というお話。

サスペンスの神様・ヒッチコックが、そのサスペンスのフォーマットをまるっとコメディにしてしまったような作品。
やってもない殺人の容疑者にされそうになるという緊張感あふれるシチュエーションのはずが、のどかな村の人々はどこか能天気で全くシリアスな雰囲気になっていかないのが面白い。全員が思いつきで行動するため、あっちこっちに引き摺り回されたり地面に埋められたり掘り返されたりと、死体とはいえめちゃくちゃ杜撰に扱われるところはなかなかブラックで、よくよく考えると結構怖いことやってる気もする。

アイデアは面白いんだけど、時代もあってかキモであるブラックさはそこまででもなくて、そこまで鮮烈な印象はなかった。何だかんだで良い話に収まってしまうオチも含めて全体的にほのぼのしすぎで、もっと大変な事態になっても良いし、登場人物はもっとアホでも良かったかなと思う。ヒッチコックの映画は時代を感じさせない演出で驚かせてくるような作品も多いけど、今作はそういうキレの良さが感じられなかったかな。

(2022.216)

このレビューはネタバレを含みます

 謎の死人ハリーをめぐるスラップスティック映画。自分が殺したと思い込むおっちゃん、死体の顔をスケッチしだす芸術家、ハリーの結婚相手、などなどがハリーの後始末の方法をあれこれ考えて話し合うのだが、新たな人物が現れるとその都度、処理方法が変わるのでハリーの死体は色んな目に遭う。それで「ハリーの災難」な訳だが…死んでからもゴタゴタを巻き起こすのは嫌だなものだと思った。
 
38

38の感想・評価

-
これもすごく前に観たけどそれでも覚えてるくらい構図が斬新で大好き

ホント大好き
umooo

umoooの感想・評価

4.0
殺人なのにコメディ
あんまり日本ではヒットしなかったようだけどこうゆうのめっちゃ好き
honmosuki

honmosukiの感想・評価

4.0
ブラックコメディ。森の中ので死体を発見。その死に心当たりのある者たちによるドタバタ劇。シュール。死の原因は?犯人は誰?結末は?と、さすがヒッチコックの面白さ。
344

344の感想・評価

-
こんな酷い話ってあるかよwwww

と、まあほんとに声出して笑うシーンが何回もあったヒッチコックのお笑い回。
気をつけ姿勢の死体の倒れ方、足のドアップの背景に子供が映るアングルがもう面白くなる宣言でしかない。

悪人に感情移入させるお家芸もここまでくるともはや本編そのものになる。人でなしらしき彼でも死んでこの扱いなのには『ハリーの災難』とタイトルをつけるしかない。

そして、冒頭以外は何故か死体の顔が全然映らないようにカメラが動かされていたが、アレは死にぞこないの彼の死の不確実性を示していたのか、単に役者の死に顔を固定するのが難しかったのか、私には分かりませんでした。

このレビューはネタバレを含みます

秋の始めに観れてほんと良かった。
死んだ人が土に埋められたり掘り返されたり、めっちゃ振り回されてて災難だった。
タータンチェックのスカートとワインレッドの口紅、マーチンの8ホール等をひっぱり出して街を闊歩したくなったぞ🚶‍♀️
m

mの感想・評価

3.9
シャーリーマクレーンのデビュー作!
軽妙洒脱でたいへんいいです〜
mmkooo

mmkoooの感想・評価

3.6
殺人が、死体がこんなに笑いのネタになっていいのか?!
不謹慎だけど面白い笑
サーフ

サーフの感想・評価

2.9
ヒッチコック作品ってヒヤヒヤするようなサスペンスだけではなくこんなユルい作品もあるんだ…。

山の中で死体が発見される所から物語は始まる。普通のサスペンス映画ならそこから犯人捜しが始めると思いきや第一発見者が「自分が殺してしまった」と勘違いしてしまったのをきっかけに次々と出てくる人みんな勘違いして騒ぎ立てるというストーリー。
死体が台風の目で周りの人々が無駄に騒ぎ立ててるという構図。

死体があるって状況、非日常のはずなのに何故か日常の中に溶け込んでしまってる感じ。死体があっても誰も驚きはしないし、そのままお話進んでいっちゃうシュールな世界。

死体をどうするかでパニックになって右往左往してしまう人間が醸し出す可笑しさが印象的な作品。
それでいて終盤の保安官との駆け引きはそれまでのユルい雰囲気から一気にシリアスになるなどヒッチコックらしい部分も感じる。
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