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アンナのmitakosamaのレビュー・感想・評価

アンナ(1966年製作の映画)
3.5
スカパーにて。コレは変わっててちょっと興味深く見た。

60年台のパリを舞台にしたミュージカルで話はともかく、とにかくオシャレ!
ファッションがキュート!街並みが素敵!主役のアンナが可愛い。

それだけ!!!!!

どっかの田舎からパリに来たアンナ。たまたま撮られた写真が、アンナが勤めることになる広告会社の社長セルジュの目に止まる。
セルジュは恋する写真の女を探し回るが、本人のアンナには気づかず。
そのすれ違い劇が緩〜く展開される。

透明ビニールの近未来的な衣装や原色バリバリの世界観が、当時最も洗練されたモードだったんだな。アバンギャルドな感性がレトロだけど、今でも斬新に感じる。

劇中でバレエを雑に踊るシーンがあるが、当時のモード界の、伝統的なアートへの権威を腐す姿勢が象徴的だね。
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