【「おめでとう」】
アンナ・カリーナ幻のテレビ映画が公開されました。ポスターヴィジュアルのアンナ・カリーナの可愛さに惚れて観たのですが、これが『新世紀エヴァンゲリオン』のラスト数話を実写化したような、女々しい男がミューズを掴もうとして自問自答する様を延々と魅せられる作品でした。まさしく「おめでとう」ですね。かといって好きかと言われば微妙なところで、テレビ映画でこんなことできるんだという驚きはあれど、「それで?」となってしまいます。
ただ、ミュージカルシーンは素敵だ。
冒頭のアクションペインティングしながら、戦争の痛みと狂気を訴えるパフォーマンスや、スタジオでタイプライターの音に併せて踊り狂うアンナ・カリーナは素敵なものがあります。
フランス語がとても分かりやすいので、フランス語を勉強しているオシャレ好きにオススメしたい作品でした。
私は比較的Not for meかなぁ