トールキン

ハリー・ポッターと炎のゴブレットのトールキンのレビュー・感想・評価

3.9
ふとハリーポッターシリーズを見直そうと思い、長いシリーズの中で序盤の穏やかでほのぼのした世界観も良いけど個人的には徐々に悪との戦いに身を投じていくこの辺りから盛り上がっていくのが好きなのでこの4作目から見始める。

4年生、14歳になったハリーたち。思春期に差し当たり異性に対するちょっとした恋愛感情や嫉妬心などの感受性もそれとなくしっかり描かれていてユーモアがあって面白い。ハリーとロンの友情のちょっとした仲違いもこの年ごろならではな感じもする。

ドラゴンとの戦いはほんの数分間だけどハラハラドキドキでスリルがあったし、ダンスパーティーではお年頃の男女が着飾って踊る、そんなうっとりするようなムード、ロマンス感がとても良い。

そして、闇の帝王の復活。改めてヴォルデモートのラスボス感、最強最悪の悪の親玉感、敵キャラとしてのカリスマ性、そのような存在感は見事。詳しい内容や展開は忘れているので今後の立ち振る舞いが楽しみ。

ハリーポッターシリーズは登場人物が多くて専門用語も多いのでしっかり集中して話を追わないと完全に把握出来ないし、血縁などの関係性や色んな伏線などにも気が付けないので次回作以降もしっかりと見ていきます。
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