タカシサトウ

ハリー・ポッターと炎のゴブレットのタカシサトウのレビュー・感想・評価

3.5
 展開としては、最初から波乱含みで、最後にやっと、その波乱の理由が分かるが、過酷な幕切れで、かなり面白い話の筈なのに、ちょっと詰め込み過ぎ?。

 この中高生の多感な時期は、パーティで誰とダンスするとか、誰と気持ちが近いとか、気にする筈なのに、この部分は演出をかなり手を抜いている感じだった。またまた監督が変わり、アルフォンソ・キュアロンからマーク・ニューウェルに変わったことが大きいのだろう。長過ぎる話を一本の映画にしたこともあるかと。友を見捨てないというハリーの成長はあるが。

 ハーマイオニーのエマ・ワトソンが段々美しくなり、ハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフも、ロンのルパート・グリントも青年らしくなり、3人の成長が、最も大きな見どころと思う

 またまた観てるけれど、ここまでで、ちょっと一区切りの感じ(2023.9.18)。