Ki64

ハリー・ポッターと炎のゴブレットのKi64のネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

むむ…今作は評価がちょっと難しいですなぁ…
★1付ける人がいても★5の人も分かるって感じ。評価分かれそう

自分は物語が大きく動いたという点で賢者の石以来の興奮を得たので評価高めにします。

無駄に人が4ぬ作品ってあんまり好きじゃないんだけど、その逆、『結局誰も4なないじゃん』ってのも、シラケてしまう性質なんですよね自分。
某有名海賊漫画も途中リタイアした理由の一つがコレ。

だからこそセドリックの4が自分にはなかなか重かった。と同時にヴォルデモート郷の復活ですね。とうとうきたか、と。
初代から名前だけは出ていた宿敵であり大ボスですよ。遊びは終わりだって感じがしましたね。
この辺のシーンはゾクゾクhshsしてました。


そして個人的に微妙に感じた部分が、これまでの作品はそんなことなかったのに、今回やたらと嫌悪感を抱くシーンが多かったんですよね。
これらは完全に人によると思いますが、どの辺がそう感じたのかというと

・序盤のケンカ
・やたら熟年の人たちの恋愛や性絡みの描写がある
・ロンが正直クズい

この辺り。

序盤のケンカシーンはすぐに鎮火したから安心したけど、いつも仲良しだっただけに正直観てるのが辛かった…
生徒全員が集まってる中ハリーへの視線もキツかった。

熟年の~に関してはザマスおばさんのハリーへの迫り方。物置に呼び込んで「落ち着く?」とか、ロンたちと不仲中だったから追い打ち的にキモかった…

あとはハグリッドとマクシームの恋模様。
2人とも、特にハグリッドはキャラとして好きだし別に熟年者の恋模様を否定するわけでもないんだけど、俺がハリーポッターでみたいのはファンタジーな冒険であってお前らの恋を観に来たんじゃないんだよ!という場違い感があった。しかもやたらと引っ張ってたし。
そしてハリーのティンを見たがるマートル。シンプルにキモかった。

ロンに関しては今回ヘタレの度が過ぎていて拗らせの領域にきてて、かなりイヤだった。ハーマイオニーかわいそすぎる。

まとめるとダンスパーティーのシーンが冗長だったかなって印象。
ダンパ自体は、子供だった主役3人の心とからだの成長を感じられて感慨深かったし嫌いではないんだけどもうちょっと無駄を省けたんじゃないかなと。
このシーンだけ、売れなくなった作品がテコ入れでどうでもいい新キャラ出してもがいてる感があった。


しかしそれを考慮しても面白かった!
大ボスの復活も含めて作品に深みが増した感じがしますね。
観終わった後、考察サイト読み漁るのがめっちゃ楽しいし、そこに至るまでの作品が久しぶりなので満足です。

ドレスアップしたハーマイオニーの美しさ。

そして続きが気になる!
Ki64

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