たけちゃん

ハリー・ポッターと炎のゴブレットのたけちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
戻ってきた、アイツが!


マイク・ニューウェル監督 2005年製作
主演ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
今日の朝、何気なくTwitter眺めてたら、こんなのが流れてきました。
今日、10月6日は「トムの日」なんですって!

いやぁ、知らなかった!
でも、そうと知ったらお知らせしないわけにはいかないですよね( ˘ ˘ )ウンウン

トムの日かぁ……
やっぱりそう言われると俳優で考えますよね。
トム・クルーズ←マチガイナイ
トム・ハンクス←オオゴショネ
ここは定番。他にも
トム・ハーディ←ヴェノムタノシミ
トム・ヒドルストン←ウルワシノロキ
トム・ホランド←ワカキスパイダーマン

ねっ!すぐに浮かびます( ˘ ˘ )ウンウン
みなさんなら「トムの日」と言われて何を観ます?


僕は捻くれ者なので、俳優では選ばなかった。
何か「トム」という役が出てくる映画を選びたいと思って、パッと頭に浮かんだのが「トム・リドル」という名前でした。

このトム・リドルの名前でピンとくる方は、かなりのポッタリアンですよ。この人、別の名前で有名な人ですから。
そう、「名前を呼んではいけないあの人」ヴォルデモート卿の本名です!


そこで、今回はハリーポッター作品のレビューです。頓挫していたハリーポッターシリーズを観ることにしましょう。
今回はハリーポッターシリーズ第4弾、作品は「炎のゴブレット」で!
実はハロウィンの時期に大会の開催を高らかに宣言するので、時期的にもピッタリなのよね!
僕は今作、シリーズの中で1番好きかもしれないなぁ。
「アズカバンの囚人」と甲乙付け難い( ˘ ˘ )ウンウン


児童文学としての高い完成度。
子供がワクワクし、退屈しないストーリー展開。
想像上の様々な生き物や魔法が登場するジュブナイル・ファンタジーとしての面白さ。
そして、いよいよ登場するあの人によって立ち込めるダークホラー感。
どれをとっても素晴らしい完成度。
原作は上下2巻からなるので、2時間の映画にまとめるのは難しいです。あの話は全部カットかぁ……と思うところもあるんですが、原作で読んだ話が、実際の映像として繰り広げられる様は本当にワクワクしますよね。





今作は冒頭からヴォルデモート卿が登場。
特に今作は重要作です!今までも不完全な姿で出ていましたが、今作でいよいよヴォルデモート卿をレイフ・ファインズが演じることになりますからね!その全貌が現れる!

そして、クィディッチの大会からのデスイーターの襲撃と、かなりハードな幕開け。楽しい雰囲気は皆無です。
ダドリー一家が出ないのは残念だなぁ( ᵕ_ᵕ̩̩ )


映画のマクガフィンとして「炎のゴブレット」が登場して「トライ・ウィザード・トーナメント」というイベントが行われます。これによりホグワーツ魔法学校以外の学校が登場。これで世界観が広がりましたよね。イギリス以外にも魔法学校があると知らされましたから。「ファンタスティック・ビースト」ではアメリカの魔法学校の話が出ますよね〜。他にはどこにあるんだろう?日本は?なんて考えるのも楽しいです( ˘ ˘ )ウンウン


そして、そのトーナメントに伴い繰り広げられる3つの試練は、非常に面白い。ドラゴンと戦い、水中でマーピープルとの試練をかわし、恐ろしい迷宮を抜ける。この辺のジュブナイル展開は楽しいよね。
また、魔法学校の親睦を計るためにダンスパーティーが開かれたりと、ここはヨーロッパの伝統にも触れられて楽しい。学園青春ドラマセクションですね!エマ・ワトソンのドレス姿も見られ、貴重です!カワイカッタ!!

ラストは衝撃の展開。
ここに来て、ハリーポッターシリーズはジュブナイル映画ではなくなりました。そんなシリーズの転換点となる今作、見逃し厳禁です( •̀ω•́ )و✧



さて、今作はヴォルデモート卿以外に重要なメンバーが新登場しますね。

まずはブレンダン・グリーソンが演じる闇祓いのアラスター・ムーディ、別名マッドアイ・ムーディです。あの義眼が印象的よね!そして、この義眼はのちのち重要になりますよ( ¯−¯ )フッ


トーナメントに一緒に参加するセドリック・ディゴリーを演じるのはロバート・パティンソン。こちらも印象的な役でした(^-^)
この後、「トワイライト」シリーズに出演し、「最も稼いでいる30歳未満セレブ」にもなり、一躍時の人となりますよね( ˘ ˘ )ウンウン


他にも、ウザいフリーライターのリータ・スキーターや、ボーバトンの校長マダム・マクシームなどが登場します。要チェックですよ( •̀ω•́ )و✧


ラスト、トーナメントを終えてそれぞれの国に戻っていく生徒たち。美しく穏やかなラストが、次作以降の戦いの前の静けさを示していました( ˘ ˘ )ウンウン