Harigane

男はつらいよ 望郷篇のHariganeのレビュー・感想・評価

男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)
3.7
<あらすじ>
おいちゃんが危篤との電話を受けて急いで帰郷した寅さんだが、冗談だと知っておいちゃんと大喧嘩。
翌日、昔世話になった政吉親分が危篤だという知らせを聞いた寅さんは、親分から息子に会いたいとの頼まれ、息子の澄雄(松山省二)を探し出すも、嫌な思い出しかない澄雄からは今更会いたくないと拒まれ、政吉親分は息を引き取る。
この一件で人生を見つめ直した寅さんは、地道に働くことを決心して故郷の柴又を離れ、浦安の豆腐屋で汗水流して働いていた。
一生ここで働き暮らしていくかもしれないと言う寅さん。その裏には、豆腐屋の美人娘で美容室で働く節子(長山藍子)に惚れてしまった実情があった。

<感想>
「男はつらいよ」シリーズ5作目。
新しさはなくても、やっぱりいいなぁ😊

今回もおいちゃんと大喧嘩して家を出ていくと言い出す寅さん。
「俺は出ていくからな さくら、止めるなよ」と妹さくらに言い放つ🗣
何も言わないさくらに「止めるなよ」と計4回も「止めるなよ」としつこく言ってました🌸
めちゃめちゃ止めて欲しいんじゃん(笑)

ようやく痺れを切らして「お兄ちゃん」と言うさくらに対し、
「止めるなって言ったろう」とすぐ戻ってくる嬉しそうな寅さん😅
「私たちが悪かったから ごめんね」というさくら、本当素敵な妹さんですね🌟
破天荒なお兄ちゃんを持って大変だ💦

そして寅さんの恋の行方は・・・
今回のマドンナの節子、あまりにも酷くないかい?
「ねぇ寅さん 出来たらよ・・・ もし出来たらずっとうちのお店にいてもらえないかしら・・・」
舞い上がる寅さんだけど、実際には節子には結婚を決めている人がいて。。

こんなこと言われたら寅さんでなくても勘違いしてしまいますよ😳
あまりにも可哀相すぎて同情してしまいました。

ちなみに節子役の長山藍子さんは、テレビドラマ版ではさくら役だったみたいですね。
新旧さくらが共演しているというのもまた面白かったです😁
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