Jun潤

王様とボクのJun潤のレビュー・感想・評価

王様とボク(2012年製作の映画)
3.4
2020.05.16

菅田将暉案件第5弾兼松坂桃李案件第1弾。

6歳の時に起きた遊具の事故により植物状態となり、12年間眠り続けていたモリオ。
18歳となり子供から大人へ成長していく中、大人になりきれず退屈な日々を過ごすモリオの幼馴染のミキヒコとトモナリ、そしてミキヒコの恋人のキエ。
モリオの目覚めをきっかけに、彼らに起こる変化とは。

材料が良いだけにモリオ除く登場人物たちの成長の結果がなかったり途中から出番がなくなったミキヒコとキエなど惜しい箇所が目立ちました。
6歳のまま取り残されてしまったモリオを子供に引き止める存在としてモリオと友達になる小学生3人組がいることで、無理に大人の世界に引き込もうとするミキヒコの対比がより際立っていたのは良かったです。

菅田将暉、松坂桃李に加え、シンケンジャーで松坂桃李と共演していた相葉裕樹も出ていて、特撮好きにはたまらないキャスティングでしたね。
菅田将暉も当時はまだ出始めたばかりなのにもう6歳の役を演じるのかと思ったものの序盤はまだ違和感が強かったですが、徐々に本当に6歳なんじゃないかと思わせる演技になっていました。
Jun潤

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