本日の一本。
香港映画のスターダムをのし上がったノワールムービーがここに。ヤクザと警察、兄と弟、親友と敵、そんな昭和的対比を情熱的に見せる。そんでバカバカ拳銃を撃ちまくる。
サブマシンガンも最後に出てくるが基本拳銃。台車コロコロはここから始まった。そんな撃ち合いはフィクションの良さを存分に見せつけるお客ハラハラさせたら勝ちや!の精神。どうみても当たってね?という質問はナシだ。
見る前の印象は主人公はチョウ・ユンファ演じるマークかと思っていたが、全体を見るとティ・ロンのホーが語り部的な形。基本暴れてるのはマークの方だしホーは周囲の状況に追い込まれる見てて可哀想なキャラだなぁという感想。但しやり手ではあったからラストは撃ったらちゃんと弾当たるし殴り合いもこなせちゃうのだ。
但し、よくよく考えてみると一つ一つのカットを切り取るとどうしても思い出されるのは間違いなくマークの方だ。結局は彼の物語だということなんだろうか。というかキャラが濃い。こいつだけレベルが違う。