1937年、第9回アカデミー作品賞受賞作品です。
ブロードウェイの舞台演出家で興行王とも言われたフローレンツ•ジーグフェルド(1867〜1932年)の半生を描いた作品です。
作品中に出てくるミュージカルのシーンは圧巻でした。モノクロ作品ですがそのシーンだけでも是非カラーで観てみたかったです。今もし同じミュージカルが同じセットで観られるのなら観に行きたいと感じるほど、豪華で美しい舞台演出でした。
曲も「愛の夢」「美しく青きドナウ」「ラプソディ•イン•ブルー」など聴き慣れた曲がところどころ出てきて。
当時の人々から評価された演出家であったことがよく分かりました。
たた、興行王でありながら浪費家でもあり稼ぎ以上にお金を使ってしまい何度も破産してしまうのは勿体ないなぁなんて思ったり。
浪費癖さえなければもっと幸せな人生を送れたのでは?と考えると少し残念ですね。
舞台演出が本当に素晴らしく、その部分だけでも観る価値のある作品だと思います。
※アカデミー作品賞 52/92 鑑賞済