のりまき

ラスト・ブラッドののりまきのレビュー・感想・評価

ラスト・ブラッド(2008年製作の映画)
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押井守原案のアニメを実写化。押井守を本当にリスペクトしているのだなーとしみじみするほど忠実にワールドを再現している。
在日米軍内のアメリカンスクールを舞台にしているのがまず珍しい。戸越銀座もリアルに再現。アクションシーンには見るべきものはあるけれど、それしかない内容にはあくび・・・。
特に捻りのない吸血鬼もので、何百年も少女の形で吸血鬼と戦いつづけるハーフバンパイア。で、『SW』風味。
潔癖な永遠の少女と母親の対立というのが味といえば味。少女の心理を捉えていないとは言わないが、それを男性が描いていることにフロイトに分析されるような気持ち悪さを感じてしまう。
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