みどりいろ

ゲキ×シネ「SHIROH」のみどりいろのレビュー・感想・評価

ゲキ×シネ「SHIROH」(2005年製作の映画)
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ミュージカル
最初から何曲も歌が続き、もしかしたら耐えられないかもと不安になってきたが橋本じゅん氏登場あたりから落ち着いて見れる様になった。(歌わないからかな?)
・中島かずき氏脚本の“悪い台詞”が聞けて満足。「石を捨てる為には~云々」「デカイ顔に~云々」とか
・(想いはあるけど力がない)(力はあるけど想いがない)という二人の主役の存在の意義。盲信と不信。熱病な様な奇跡と、冷静な事実確認。凄いバランスだったな。
・(力のある)主役の二人の声。
悲痛なキリキリした声色じゃないのに一条の必死が伝わる。自分が何で泣いたかもわからないくらい何かを揺さぶられた。

・大河ドラマ直虎の「嫌われ政次の一生」回の後という事もあり、15分休憩中に、『あいつ(橋本じゅん氏)のせいで一生君が死んだ』という、ご婦人のやり取りを笑いを堪えながら聞きました。役者冥利に尽きるのかもだけど、あなたも新感線ファンだよねっっ?というお気持ちになるぞい。
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