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ゲキ×シネ「SHIROH」のエリのネタバレレビュー・内容・結末

ゲキ×シネ「SHIROH」(2005年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

普段ミュージカルもコメディも見ないので、最初の1時間ほどはおどけたシーンが多く、この後面白くなるのだろうか…と不安だったけれども、途中からぐっと面白味が増して、悲劇へとまっしぐら。

終わった後の重苦しい気持ちがなんとも言えず良い。
誰も悪くない所がまたなんとも…。松平もくノ一も必要悪というか、ただ自分の仕事をこなしているだけなのでね。

この時代には皆殺しになってしまったけれど、現代ではキリスト教は布教されているし、キリスト教徒の存在が、鎖国時代には時期尚早だったのでしょうね。

無知で無垢な若者の天草のシローと、頭も良く指揮力はあれど嫉妬心や焦りの隠せない益田時貞四郎と、どちらも神の御子というよりも人間らしさ満載でした。
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