女衒 ZEGENの作品情報・感想・評価

『女衒 ZEGEN』に投稿された感想・評価

今村昌平監督『女衒 ZEGEN』(1987)

七転八倒しながらもオクニのためにたたかう男ー

伊平治(緒形拳)の純粋かつ思想的にポンコツであることが、明治期のアジア進出のダイナミズムを奇しくもあら…

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前半赤瀬脚本っぽい
いましょー映画はアバンタイトルが1番気持ちいいね!!!
花椒

花椒の感想・評価

3.6

明治から大正のからゆきさんの話。実は最近までからゆきさんという単語を知らず、主にフィリピンから日本に水商売や風俗で出稼ぎに来る女性をジャパゆきさんは派生語だとは知らずにいました
(からゆきさんは中国…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.3

【1987年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
『うなぎ』今村昌平監督が大々的な東南アジアロケをした作品。カンヌ映画祭コンペに出品されたが、国内での興行は失敗に終わった。東映は本作の上映を打ち切…

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1987年公開作品だが、当時の記憶がほとんど無い。あまり評判が良くなかったのだろうか?

明治後期から昭和初期に東南アジアで女郎屋経営や女衒などをしていたという村岡伊平治の生涯を描いた作品。
この自…

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mh

mhの感想・評価

5.0

明治から昭和にかけ、東南アジアで女衒をやってた村岡伊平治の自伝の映画化。
長崎から雄飛。貨物船の下働きから脱走して香港。
持ち前の純粋さと図太さで、次第に女衒になっていくプロセスがいいね!
貧困にあ…

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bluetokyo

bluetokyoの感想・評価

3.0

からゆきさんの話である。明治時代、日本は生糸ぐらいしか輸出するものはなかった。それでは、女性を性奴隷として輸出しようということになり、多くの日本人女性が東南アジアに売られていったわけである。まあ、こ…

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てぃだ

てぃだの感想・評価

2.6

やややっ。
助監督に三池崇史の名前を発見。
こういうの見るとなんだか
嬉しくなるなぁ。
意思的なのは受け継がれて
いくんだなぁと。


残念。あまり面白くない方の
今村昌平。


あくまで日本国のた…

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ヒットした後に大作作ってコケるのが今村昌平。確かに劇場で観たがほとんど人がいなかった。今村昌平のドキュメントにある「無法松故郷に帰る」の様な国に捨てられた人を投影している話だ。村岡伊平治の行動は、聴…

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このレビューはネタバレを含みます

逞しい男は何をやっても生きていける。
女売ろうが、人を欺こうがおかまいなし。
そんな男が生きた時代は軍隊と男中心の社会で女はモノと一緒だ。
赤線廃止だって戦後13年だし、結局は今でも男女不平等の風潮…

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