MoscatoBianco

マルホランド・ドライブのMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)
3.0
2回目。初見は大昔。
泣き女しか憶えていませんでした。泣き女のインパクトは大。
全体的に凄く「ツイン・ピークス」っぽい。当たり前ですが。

夢とか幻想とか妄想とか空想とか、ワイ的には反則です。有ること無いこと、真偽、善悪、正誤、虚実、、何でもありだからです。回想は過去の事実だからOKです。

この映画でも、いろんな場面から根拠(と思しきもの)を集めて「だからそうに違いない」とか思っても、「そうじゃないんだな、夢だから」で全否定される可能性は無くせません。
何でもありの世界ではどんな解釈もあり得ます。だからイヤなんですよね。反則。

オーディションのときのカミーラはなぜあの人なんですか? あの時点ではカミーラの正体をまだ明かしたくなかった? とか想像しても「夢だから」で一蹴。

これだけ反則に頼ってると、普通ワイ的には1.5点くらいなんですが、よく練った反則ということはわかるので、大奮発の3.0点です。これ以上はあげないけど。
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