リンチ作品は観といた方が良いよ〜と言われてしばらく経ってしまったけど、ついに鑑賞。
これは一人で観てたら「？？？」のままギブアップしてたかも笑 映画好きと一緒に観終わってから巻き戻してあーだこーだ言うのが最高にたのしかった。結構な深さまで考察できたんじゃないかな？良い線いってる気がする。
そしてリンチもそういう楽しみ方をしてほしい、と。なんて面白いんでしょう。本編2時間ちょっとのところ、結局考察してた時間の方が長かったw
内容に関しては、他の人の楽しみを奪わないように触れるのであれば、一瞬たりとも気が抜けないってこと。そして人は自分の都合の良いように組み立てちゃいがちってところ。
好きだわーこういうの、全部に意味があってちゃんと繋がるヒントになってるようなもの。数学の問題文みたい。意味のないカットなんて無いからちゃんと観ることが楽しむコツ。
リンチ曰く、答えは全部映画の中にある。
ただ、そういう難解さを楽しむのでなくとも、ナオミワッツとローラハリングの美しさや映像をシンプルに楽しむのもアリ。
ただ、それだけじゃ終われないと思うけどね。映画好きなら。これはある意味監督かの挑戦だもの。
映像業界に身を置く立場からの視点も
考察に役立った。畏れ多くも共感。
目の前の裏側に気を巡らせる面白さ、ぜひ。他のも観よ。
今回の鑑賞会2本目
超体力をもっていかれた(幸)
