おきゃん

マイウェイ 12,000キロの真実のおきゃんのレビュー・感想・評価

3.8
マラソンが得意なライバル同士の2人の青年が3つの戦争をサバイバルする話。

日本兵として日本統治下の朝鮮半島を出発

ソ連軍の捕虜になる

ソ連兵としてドイツ軍と戦い

ドイツ軍の捕虜になる

ドイツ兵としてノルマンディーの戦いに参戦

アメリカ軍の捕虜となる。

日本、ソ連、ドイツの3カ国の軍服を着て戦った男が実在したという。。

笑笑

まじか。すげぇ。これ実話って言っちゃうか!本当に本当だったら笑っちゃうぐらい凄い話。

でもまぁ、あり得ません。

笑笑

でも、日本には作れないクオリティで映像が凄いし、とんでも話だけど面白い話ではあるので普通にフィクションとして観るのが正解だと思います。
調べるとどうやらベースは日本の「ハッピータイガー」という漫画みたいです。
監督は否定してるみたいですが確実にそうだし、なぜ否定するのか謎ですが。
面白いんだから自信を持てば良いのに。

前半にダオギリとチャンのドンゴンが爆破で真上に吹っ飛んだシーンで、これはコメディなんだ!と割り切れました。笑

マラソンのくだりはあまり上手に使えてない気はしましたが。笑

反日シーンが多々出ますが、どちらかの国が作ればそうだろうと、映画沢山観てる人なら理解できる範囲では。

ダオギリにしては、ちゃんとした作品に出れていると思います。
とんでも話ではあるけれど、戦争の流れを勉強するには分かりやすい作品かと思います。

要するにどこの国も、戦争ってのはだいたい一緒で最悪ってこと。
ナチスから救ったロシアがいて、今ロシアは叩かれている。
流れってものを理解しなければ、真実は見えてこない。

結果を見て、いつも最後に笑ってるのはどこの国なのかを見極めたいところ。
おきゃん

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