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バイオハザード IV アフターライフのadeamのレビュー・感想・評価

2.0
ミラ・ジョヴォヴィッチと今作から監督復帰のポール・W・S・アンダーソン夫妻のライフワークと化してきたシリーズ4作目。
前作の後、主人公が安息の地と信じるアラスカを目指す物語です。
世界が荒廃する前のオープニング含め、東京が舞台の序盤のシークエンスは必要性が薄く、原作発祥の地へのあまり嬉しくないリスペクトと感じました。
ただそこで超能力設定をリセットしたのは好判断で、その後のアクションが銃と格闘に引き戻されて良かったです。
お話は凡庸ですしアクションシーンも既視感が否めず盛り上がりに欠けるものの、前作よりは楽しめました。
何よりウェントワース・ミラーを刑務所からの脱出方法を知る男としてキャスティングした渾身のギャグだけでも観る価値はあったと思います。
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