「鉄の棺桶」
潜水艦物として、名作とも言われ高い評価を得ているのも納得の作品です。
緊迫感また臨場感そして高揚感さらには虚無感と、一つの作品でここまで感じさせる作品はそうないと思います。
また、記録映画の様な映像に対し、エンターテイメント性の高いクラウス・ドルディンガーさんの楽曲など、映像と音による起伏は素晴らしく思います。
ドイツ人によるドイツ作品として、戦争を自虐的描いた作風は好感が持てました。
ただ、この感想はＴＶ放送版またディレクターズ・カット版でありまして、３時間を超える『完全版』は正直長くも感じます（泣）。
