コロピ

U・ボートのコロピのレビュー・感想・評価

U・ボート(1981年製作の映画)
5.0
「私は望んだ。”一度極限状態に身をおこう。 ……(スミマセン、うろ覚えなのでやめておきます) 現実のみが残酷に支配する所。” それが今。」というセリフがありますが、まさにそれです。

狭いのにコチャコチャ出ている私なら勝手に転んで大ケガしそうな、うるさくて汚くて食事はおいしくなさそうだしそこにいるだけでイラッとしちゃいそうな艦内、水圧テストなんてテストなのにもの凄い緊張感、潜水艦ってコワイ。水圧ってコワイ。ブリッジに出ても波はコワイやっぱり潜水艦ってコワイが続く前半、全く飽きません、ただただ潜水艦コワイ。
緊迫した場面が続く後半、コレもすごい、切ないしホントすごいんです。
殆ど「あぁもう...願いだから....!」と祈るばかり。いろいろ書きたいですがやめておきます。乗組員たちすごい!勇敢ですステキです、クサそうとか思ってごめんなさい!!!この後半のすごいとか切ないなんかも前半があってこそ、あってこそのすごい、ステキ、お願いだから〜、です。ああすごいすごい。

三時間の長いディレクターズカット版ですが、飽きることなく続く緊張感、あまりないと思います。(わたしはスグ飽きちゃうので)
戦艦映画というかパニック映画というか”現実のみが残酷に支配する”戦争映画だったな、と思います。
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