Nove

星の旅人たちのNoveのレビュー・感想・評価

星の旅人たち(2010年製作の映画)
3.9
父親と息子は、ぶつかり合う。
そうして息子は大人になっていく。
父親は、乗り越えていく息子を待ち望んでいる。
しかし、旅に出たまま戻らなかった息子、その思いをわかるために、息子が目指した巡礼者の道を歩く。
フランスからスペインへの長い道のりをひたすら歩く。
言ってみれば、歩くだけのロードムービー。
しかし、そこには色んなドラマがある。
ひとりで出発したが、途中で旅の友ができる。
長い道のりを歩くことで、今までわかってやれなかったことが見えてくる。
旅をする目的は違っても、旅を続けるうちに変化が起こる。
大切なものは、どこにあるのか。
この道は、どこまでも続いていく。
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