まさなつ

人間蒸発のまさなつのレビュー・感想・評価

人間蒸発(1967年製作の映画)
4.0
映画でリアルを追求するとドキュメンタリーに近すぎ、ドキュメンタリーを突き詰めるとフィクションに近ずく、、。

両者は円環のような関係性があることを、強烈に印象付ける映画だと思う。

今流行りのモキュメンタリーともちょっと違う。

だから、この映画では監督自らわざわざ出てきて「これはフィクションです」と語っている 笑。

その垣根を、監督自らが取り除く瞬間が、この映画のある種のクライマックス。

真実ってのはどこにあるのか?

挑発的な映画。今観ても刺激的!
まさなつ

まさなつ