このレビューはネタバレを含みます
カサヴェテス3作目、おうちプロジェクターで観ました📽️
がんじがらめになった女性の不安定な挙動が少しずつエスカレートしていき状況が悪化していくさまが続いてとても疲れるし気まずいのに目が離せない
母親であること愛する夫の妻であることがいちばん大事なことなのに、それが最も彼女を苦しめるのが切ない
世間から求められる母親像、自分の理想とする母親像、ありのままの自分の姿と、わたしは結婚も出産もしてないから想像しかできないけれど
うまく折り合いをつけられないとバランスを崩してしまうのかな
歪な自分を自分で認めて受け入れるのはすごく大変だから、誰かにありのままの自分を見つけて受け入れてほしいけれど、この旦那はそんな余裕なさそうだし、でも奥さんが大事だからこそどうにかしようと病院に入れたりするわけだけど、彼女が望むことではなく子供たちとも引き離されて逆効果。。
自分の文章で書くとどうしようもない感じになっちゃうけど、この映画でしか得られない不思議な感覚があって時間をおいてもう一度観てみたいと思った
ジーナローランズの危うい演技すごい