ダメダメな奴だけどどこか憎めない、それどころかなんか憧れてしまうそんな存在、ヘンリー・フール。
ナルシストなのに時折悲しげな表情を見せたり、悲壮感も漂わせ、なんだかんだ彼が一番深い悩みを持っているの…
【サイモンの真一文字口】
うっかりハル・ハートリーのヘンリー三部作最後の『ネッド・ライフル』から観てしまったが、ようやくエピソード1を観賞。
幼少期のネッドがとても可愛く、表情なんて大人にな…
2022-252
〈HENRY FOOL〉3部作第1章
ヘンリーが居候の立場とは思えない程に自由奔放に生活していてヘンリーのクズさを最初から感じるし、子供が出来て何年経っても変わってないのも、ある…
全然、わたしの好きなハルハートリーではないんだけれど、どうにもハルハートリーなんだよな。作品の名にもなっているヘンリーフールよりも寡黙で何を考えているか謎なサイモンのことが気になってしまった。君はど…
>>続きを読む面白い
全体を暗いトーンが覆ってはいるが、体から何か悪いものを吐き出すような感情の動きが、観ていて自分の中に感じられた(実際そういうメタファーもあったが)
こういう作品を観ると、映画の意義の懐の深さ…
鈍臭いサイモンは地に伏し、何かを聞き取ろうと耳を地面に押し付ける。そこにまるで地平の先から使者が現れる。名前はヘンリー・フール。自称小説家だった。
ハル・ハートリーらしい奇妙な出会いを描いているが、…
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