2019/10 CS録画。初ハル・ハートリー監督作。ゴミ収集所で働く冴えない男と自称作家の男の話。米国映画ですが米国っぽくない雰囲気。緩めの独特の間とぎこちなさで、シュールなコメディ感もありニヤニヤしました。特に女の体を触った時に鳴った音が最高にバカバカしくて好きです。全体のトーンからすると唐突な印象の嘔吐とトイレのインパクトが凄くて、そこだけは観ていて驚きましたが嫌なインパクトではなかったです。勢いあり過ぎて嫌悪を超えた。
シリアスなメッセージもあるとは思うのですが、あまり深く考えずに、提示されたもの、目に映ったものをそのまま捉えたい。そんな感じで、誰かや何かではなく映画自体が「優しいなー」と感じました。それが何なのかは上手く言えませんが、上手く言えなくても良いかなって気持ちです。面白かったです。
