そうでもしないと生きていくのがシンドいせいか、自分の頭の中で自分を大人物化してる誇大妄想的な人って結構いると思います。
ヘンリーはそんな口先ばかりの典型的なポンコツ人物…しかし、何故か周りがほっとけなくなる不思議な魅力を持っています。さらに、自分の事はともかく他人の才能は見抜く力を持つ不思議…
そんなヘンリーに詩の才能を見出され盲信する青年サイモン…不器用で真っ直ぐの人がありがちなギクシャクした動きで周りをガン見するあの目つき…
とまあ、相変わらず不思議系登場人物多発するハル・ハートリーの世界…なんだかんだでハートフルな展開が微笑ましいのです。
今作は三部作の一作めらしいのですが、今後の展開がどの様に流れていくのか楽しみです…ヘンリーの子供出てくるかな〜。^_^