『ヘンリー・フール・トリロジー』三部作の第一作目。
根暗なゴミ清掃員のサイモン・グリム(ジェームズ・アーバニアク)の前に自称作家を名乗るヘンリー・フール(トーマス・ジェイ・ライアン)が突然現れる。
ダラシない男、ヘンリーは、サイモンの姉フェイ(パーカー・ポージー)と母親を巻き込み、グリム一家を翻弄する。
どことなくヘンテコで魅了されるストーリーですが、公開年1997年時点で「出版業界はインターネットの普及により衰退する。」と見据えていたり、貧困層の家庭内暴力を取り扱ったりと社会性もはらんでいると思います。