最後に良い音楽が流れると何か良い感じになる。なぜかラストのショットで鳥肌が立ってしまった。
創作している人は迂闊に観たらあかん映画。「好みの問題」を乗り越えられたサイモン(ジェームズ・アーバニアク)とヘンリーの差が、「才能」の一点なのはちょっとなあ......かわいそうよなあ......。内臓を曝け出すのが才能か。
1997年の時点で、ネットに投稿した作品が話題となるって話をしているのは地味に凄くないか? それとも、もうすでにそういうことがあったのかな......?
みんな顔が良い。特に、ヘンリー役のトーマス・ジェイ・ライアン。
夢を見て挫折した人の末路が、ウォーレン(ケヴィン・コリガン)とヘンリーとで対比されているのがおもしろい。
全体的にヘンリーとその他が対比されることで物語が活性化している。