淫行、アル中、不潔、そんなどうしようもない男が見せる、不器用ながらも良き師であり、良き隣人であり、良き夫であろうとする姿に思わず感動してしまう。
下品で愚かな変人に感動できるのは『ヘンリー・フール…
どちらに向かって走っているのか判らないラスト。宙ぶらりんの中で、観客は置いていかれた子どものように立ちすくむが、不思議と柔らかい気持ちが残る。
デビュー作『アンビリーバブル・トゥルース』から一貫す…
激走
才能に気づいてしまったなら仕方ない。
正体不明の浮浪者に詩の才能を見出された不器用な男の快進撃。
静かに燃え始める探求心が愛おしい。
サイモンの表情が揺らぐほど、人として再生し始めたように見…
この世は矛盾だらけで、クソまみれ
君はクソの中を歩くのが上手いが俺は下手、
て言い訳して、でも自分だって何かを持ってると掛け違いで告白がバズっていたかもしれないと思いたい
下痢ピーで垂れ流すのもしゃ…
インターネットが警戒されていた時代。
謎の浮浪者にアドバイスされ、堅物の詩人がバズる。バドワイザー開けまくり。
やはり映像が心地良すぎる。
ハルハートリー作品は生活の安定。
ヘンリーフールトリロジー…
ハル・ハートリー監督「ヘンリー・フール」3部作の1作目。
自宅の地下室に住むことになった風変わりな流れ者ヘンリー・フールに促され、詩を書き始めたゴミ収集車作業員のサイモン。ヘンリーはサイモンの才…
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