けーな

メジャーリーグのけーなのレビュー・感想・評価

メジャーリーグ(1989年製作の映画)
3.8
阪神タイガース、クライマックスシリーズを無敗で勝ち進み、日本シリーズ出場を決めました。例年にない強さなので、ファンながら、びっくり。日本シリーズも頑張って欲しい。というわけで、野球の映画を観た。


上映当時から、当然知っていたけれども、観る機会を失い続けていた今作をようやく観ることができて、嬉しい。

大リーグに実在するクリーブランド・インディアンス(現在は、ガーディアンス)が舞台のフィクション映画。34年間も優勝から遠ざかっている弱小チームが、ポンコツなメンバーでありながら、優勝を目指すストーリー。

単純明快なストーリーなのだけれど、この単純で素朴な感じが、この映画のいいところ。そして、単純な中にも、色々な要素が盛り込まれていて、楽しかった。

主人公ジェイクを演じるのは、「山猫は眠らない」(未見)のトム・ベレンジャー。短髪で戦争映画のイメージしか無かったけど、今作では、ちょっと髪が長めで、皆のまとめ役。とてもいい感じだった。彼女との恋愛パートも、なかなか良かった。

なんと言っても、この映画で目を引くのは、チャーリー・シーン。今作に出ているチャーリー・シーンの画像を、これまでに何度となく見かけたことがあったけど、こんなキャラクターの役だとは思っていなかったので、驚いた。髪型に注目。そして、彼が演じるリッキーのテーマ曲となる「Wild Thing」が、最高だ。

他の登場人物達も、皆、味があっていいのだけれど、私が、この映画で気に入っているのは、ルー監督を演じているジェームズ・ギャモン。 細い目で笑ってる姿が、なんだか可愛いし、みんなとの一体感も感じられて、魅力的だった。

そう言えば、かねがね思っていたことだけれど、野球を好きな理由のうちの1つかもしれないのだけれど、野球は(ソフトボールも)、監督もコーチも、選手と同じユニフォームを着ているってことが、いい。他のスポーツでは、スーツ着ていたり(それも、かっこいいんだけど)、他のウエア着てたりするけど、野球は、監督も、同じユニフォームを着て、背番号もつけてる、その一体感が、いいよね。
けーな

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