LEO

フリー・ウィリーのLEOのレビュー・感想・評価

フリー・ウィリー(1993年製作の映画)
3.1
母親に捨てられた非行少年“ジェシー”と捕獲され家族からたシャチ“ウィリー”。
孤独な環境故に互いは次第に心を通わせるが、金満主義のシーパークの園長は芸をしないウィリーを保険金目当てで殺そうとする。
しかしジェシーはそれに気付き、飼育員たちの助けを借りてウィリーを海に返すという話。

まぁ昔からよくあるっちゃ~よくある子供と動物が心を通わせて成長していく話だけど、シリーズは3まで続きオリジナルビデオまで制作されているんで、やっぱりイルカとかシャチは強いなぁ。
動物愛護を謳うなら何でイルカ・シャチ・クジラばっか特別扱いされるのか分からんが、そういう人は偏執的にイルカ・シャチ・クジラ類をかばうからなぁ。

まぁそれはひとまず置いといて、本作でウィリーを演じたのは、実際に3歳の時にアイスランド近海で捕獲されたケイコというオスのシャチ。
なぜオスなのにケイコなのか外人のセンスは分からないけど、日本に売られる予定だったのかな?
メキシコの遊園地で劣悪な環境の中で飼育されていたところをプロデューサーに見出されたが、撮影後、再びこの遊園地に戻され病気にかかってしまったそう。
でも本作の大ヒットで世界中から「ウィリーは解放されたのに、なぜケイコは解放されないのか」というフリー・ケイコの声が上がり、多額の募金が集まって病気の治療を受けた後に故郷のアイスランドの海に帰されたのだとか。

「そのおかげ」…というのかどうかは分からんが、やっぱりイルカ・シャチ・クジラ類愛護は強い。

まぁ全体的に言えば普通の映画、と思ってしまう自分は汚れた大人なのでしょうか?
LEO

LEO