オクターヴ

リバティ・バランスを射った男のオクターヴのレビュー・感想・評価

5.0
見せ場いくつあるの?ってくらいの展開で、ジョン・ウェインは出てくるだけで空気を変えてしまう存在感がある。そんな空気の中に大好きなリー・マーヴィンがいるのは、なんか嬉しい。いろいろと思うところがある映画だった。そもそもジェームズ・スチュワートがいるだけでも映画になるんだけど、そこにジョン・ウェインがいるのは贅沢というか異次元でしょう。さらにリー・マーヴィンよ!大好きなアルドリッチ監督やフラー監督の映画にも出ていてフォード監督も経験済みって、どれだけの実力と運なんだよ。で、ヴェラ・マイルズもいいんだ。あと、「ここは西部。伝説と事実なら伝説をとります。」このシーンがむちゃくちゃ熱いし、泣けるし、かっこいいんだよね。あの記者あんまり顔を覚えてないけど、この台詞を言ってパッと消える。あれもう一回観たいな。あれ観るためにリピートする可能性がある。それくらい好きなシーンだった。