ジェームズ・スチュワートとジョン・ウェイン。
各々のイメージそのもののような性格を持つ2人の主人公。
現代の映画史における立ち位置にも重なってくる。
露悪的だったアル中記者(エドモンド・オブライエン…
物語はぎっしりと実が詰め込まれていて、前へと進み続けるし、余韻や余白を残すタイプの作品ではない。そのうえで、物語やそれが伝えるメッセージがしっかり届くものになっているかというと。。
まず、主人公…
良くも悪くも「真昼の決闘」公開後の西部劇って感じの印象を受けた。
「リオ・ブラボー」も「捜索者」も本作も、共通して一筋縄ではいかないんだよな。
それだけ「真昼の決闘」の影響がでかかったのか、もしくは…
この映画は、西部劇で名を馳せた巨匠ジョン・フォードと大スタージョン・ウェインによる〝西部劇の終わり〟を描いた作品とも言える。
因みに本作がジョン・フォードとジョン・ウェインの黄金コンビとしての最後…
このレビューはネタバレを含みます
時代を感じるウエスタン。
歴史の影に消えたのか、結局世間ではランスがリバティ・バランスを射ったということになっているのか。
暴力がすべての世界の中で、法で立ち向かおうとする精神。銃に対して本で、ど…
対立候補の支持者による「こいつは人殺しだ」の演説に気押され議場を去ったジェームズ・スチュアートが部屋の外でジョン・ウェインと言葉を交わし、再び議場に戻っていく場面がある。部屋に入り、スチュアートが大…
>>続きを読む従来の西部劇を期待すると肩透かしになるかもしれないがこれ傑作。
無法の西部に法律が持ち込まれ、民主主義が成立していく時代の中で変わっていく者、取り残される者の物語。
このジェイムズ スチュワートは…