2019 0601 ロイヤル劇場(岐阜ロケ作品特集)にて観賞。
バリバリのヤクザ映画を想像していたが、意外にもコメディチックなシーンも。
陸軍と海軍が合わさったような名前の「虎鮫」、「風来坊の辰」の子分コンビが面白い。
着物姿の高橋英樹もなかなかカッコいい。
時代背景に戦争有り、物語の始まりも戦場から(日支事変)、終盤には各組から義勇軍を募る場面も。
畳の上で死ねないと覚悟するヤクザ稼業にとって、お国の為に死ねることがどれだけ嬉しいことか...なるほど当時の価値観も見えてくる。観るに、ヤクザより国や軍の力が強かったのだろう。