見終わって、正直この作品が評価されている理由が全然分からなかった
まず、偏屈で吃音症の王族というポジションに感情移入できないので、大変そうだな頑張れとは思いつつ、最後まで鑑賞者(私)とその距離は縮まることなく
二人の距離が縮まる過程もライオネルの歩み寄りが結果を出しているからでなにか劇的なエピソードがあったかと言われると、あったかね?と思う
座りの悪い構図やカメラワーク、過度に寒色方向に偏らせたカラーバランスからも良い印象を受けなかった
最後のスピーチも面前で行わないのなら録音でいいのでは?とか思ってしまった時点でたぶんこの映画を好きになれなかったんだろう
勿論、実話が元になっているみたいなのでいろんな制約などもあるのだろうが、それも含めて考慮しても過剰評価に思えた