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英国王のスピーチのliamのレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
3.6

監督は「くたばれ!ユナイテッド -サッカー万歳!-」のトム・フーパー。出演は「聖トリニアンズ女学院2」のコリン・ファース、「エリザベス:ゴールデン・エイジ」のジェフリー・ラッシュ、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」のヘレナ・ボナム=カーター、「アニマル・キングダム」のガイ・ピアースなど。

きつ音障害を抱えた内気なジョージ6世(ファース)が、言語療法士の助けを借りて障害を克服し、第2次世界大戦開戦にあたって国民を勇気づける見事なスピーチを披露して人心を得るまでを描く。

久し振りの鑑賞。
吃音をもつジョージ6世と言語療法士のローグ。その2人が治療を通して仲を深めていく。その2人の友情と、ジョージ6世の成長がこの映画の軸。

上記の通りストーリーは簡単で王道なので、気軽に観られるし分かりやすい。それ故にこういう話が好きな人にはかなり刺さるだろう。

ジョージ6世がかなりの癇癪持ちな所に笑ってしまった。王になる存在はもう少し余裕があると思っていた。笑
あと兄のエドワード8世がかなりのクズな所も笑った。笑 脚色している所はあるだろうが、それにしても王には相応しくなさすぎる。笑

それにしてもコリン・ファースの演技はやはり良い。どの作品を観ても安定していて、キャラクターの内面を伝えることができる演技をしている気がする。

王道の良作映画。
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