2011年公開
監督:トム・フーバー
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吃音症に悩まされる英国王ジョージ6世と彼の言語障害医の友情と克服のお話。
シンプルながら深みのある、懐の大きな作品。言葉をつむぐこと、人に思いを伝えること、心を許すこと。コミュニケーションによって進化発展してきた人という生き物の、「話す」ということの本質的価値を考えさせられました。
吃音は、本当につらい疾病なんだなあと。バーティの心の闇と過去のトラウマ、周囲との確執の描写と、その氷解に挑むライオネルの心情描写が深かった。
なにより、王妃エリザベスが器が大きいお方で、そこが一番、泣けました笑 ええ奥さんや~
2011年3月3日