140字プロレス鶴見辰吾ジラ

英国王のスピーチの140字プロレス鶴見辰吾ジラのレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
4.0
【個人的一点モノ】

以前、「イット それが見えたら終わり」にてレビューで書いたのだが、私は吃音症である。小4で突如どもりが始まり、自分の名前も噛んでしまうことが多々あった。国語の朗読の時間なんて勘弁して欲しかった。周りは理解ないもので…

コンプレックスを抱いて本作のラストのを見たときに、「私だとわかるように発音したんだ。」と返答する英国王に勇気づけられた。社会で生きにくいことは色々あるが、「わたしとわかるように」とコンプレックスをアイデンティティにできる受容の精神が何より必要な心持ちなのだと気づかされた。なので一点モノです。