羊が1匹

英国王のスピーチの羊が1匹のレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
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国王であってもコンプレックスを持っている。コンプレックスの克服(治療)はただでさえ困難なのに、立場があるとより困難さが増す。身分や立場を越えたかけがえのない友人を得られたことは奇跡に近い。

でもこれ「国王は君臨すれども統治せず」の時代だからめでたしめでたしで終わるけど、世が世ならローグはラスプーチンにもなり得るんだよな…けっこう危うい関係だよな…とも思った。黒王が身分をこえて結べる友情を構築するのは困難だからこそ、二人が良い関係を継続できたエピソードが尊いんだけど。
羊が1匹

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