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誘う女のharuのレビュー・感想・評価

誘う女(1995年製作の映画)
3.0
私、ビッグになる!

地元のテレビ局でお天気おねえさんとして働くスザーンは、「テレビに出て有名になる!」という野望に燃えていた。そんな彼女に理解を示さない夫は、次第にスザーンにとって邪魔な存在に。彼女は高校生の愛人ジミーを使って夫を消し去ろうと計画するが…

ガス・ヴァン・サントの実話を元にしたブラックコメディ。とにかくキャストが豪華!ニコール・キッドマンはこういう役がすごく合うというか、地味系よりメイクもファッションもガッツリな方が絶対合ってると思います。若きホアキン・フェニックスはすでにジョーカーの片鱗が見え、ケイシー・アフレックは普通にイケメンの兄ちゃん。マット・ディロンを初めてかっこいいと思いましたが、残念な扱い。
だいぶブラックな話なのに、音楽がダニー・エルフマンなのが余計怖い。ストーリーは「スザーンがいかにやばいか」の一点のみで進んでいくので、若干退屈に感じるときもありましたが、ニコール・キッドマンの目がイッちゃってる感じとか、二重人格っぷりが素晴らしく、時折見入っちゃう感じではありました。にしても、ホアキン・フェニックスの存在感はすごいな。
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