すきま

日本製少年のすきまのネタバレレビュー・内容・結末

日本製少年(1995年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

レンタル屋でバイトしてた頃、店で借りて好きになった。
バイトの後輩におススメを尋ねられて、何本かの中にこれを入れたら、結構受けた。そのバイト先の小規模チェーン店は数年後潰れた。
最初になぜ借りたかは覚えてない。光GENJIの人が主役なのは、クレジットを見てから気がついた。
ストーリーを短く要約するなら、致死的なボーイミーツガール物、もしくは逆吊り橋理論、暗いおとぎ話。
高校時代、友達が「(脳の血管の病気で)医者に止められてるから逆にしたくなるんだよねー」とわたしの目の前で時々逆立ちをして、困ってたことを思い出した。その子とはドクターストップ持ち仲間として親しくなったので、安易には止められなくて。元気にしてるかな。
ドキドキだけが人生でなくても、体質のせいで出来ないのは理不尽だし、したらどうなるか確認したくなっちゃうという設定には、そのせいで身に詰まされたのかも。
主役の妙なプロバイトキャラや、ディズニー幻想の崩壊が、あの時代っぽくて良かった。
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