タイトルが意味深すぎてですよ(;´Д`A
午前十時の映画祭にて!
主人公キャルがとにかく精神的に不安定な男なんですよね。
もう冒頭からやばい。いきなり淑女を追い歩き、家に石とか投げちゃう。
でも何で、ただのイカれた奴にならないのが、もうジェームズ・ディーンだからとしか言えない。
やはり、イケメンは許されるは昔からなのか……笑
あんな怪しげな目をしてるのに。あんな猫背なのに。あんな奇行ばかりする奴なのに。
それでも、観ていくうちに彼がどうして、そんな奇行に走るのかとか、あまりにも不器用な立ち振る舞いの背景が分かってきました。
そうなったらもう、すっかりキャル視点の物語で追うことになってましたね。
時代背景も相まって、主人公をはじめ周囲の不穏な雰囲気が、まさに現在の世界的な情勢にも通ずるところもあり、色々と考えさせられる作品でした◎