ナツミオ

無頼の群のナツミオのレビュー・感想・評価

無頼の群(1958年製作の映画)
3.8
NHK-BSPプレミアムシネマ
録画鑑賞
初見。やはりペックとキング監督作品は、普通の西部劇では無かった!

グレゴリー・ペック主演、「頭上の敵機」、「拳銃王」でもコンビを組んだ名匠ヘンリー・キング監督が、4人の無頼漢に妻を殺された男の復讐を描く西部劇。

原題 『The Bravados』

1958米作品
監督 ヘンリー・キング
原作 フランク・オルーク
脚本 フィリップ・ヨーダン
撮影 レオン・シャムロイ
音楽 ライオネル・ニューマン
出演 グレゴリー・ペック ジョーン・コリンズ スティーブン・ボイド

(NHK番組内容より)
自分の留守中、4人の無頼漢に妻を殺された牧場主のジム(ペック)は、その半年後、銀行強盗で捕まった彼らが絞首刑になるのを見届けるため、リオ・アリバの町にやってきた。ところが、その晩4人が脱獄、町の娘を人質に逃走する。追跡を始めたジムは一人一人追い詰め、復讐を遂げていくが、やがて衝撃の事実を知る……

中盤までペック演じるジムが死刑囚4人を執拗に追う理由が明かされ無い。
牢屋の4人に面会した時のジムの目つきが怖い‼️
なるほど、そういう理由か‼️

登場場面は少ないが、
ジムの一人娘3歳のヘレンがメチャ可愛らしい!

悪党4人の中に、若きリー・ヴァン・クリーフ発見‼️
最初、若すぎて分からなかった。
銀行強盗団ビル一味の混血アルフォンソ・パラル役。

罪の意識に苦悩するペックの演技は、やはりいい‼️
メキシコ人家族は、助かったの⁈

音楽は、あのニューマン・ファミリーのライオネル・ニューマン。
観終わってからも、テーマ曲が耳を離れない。

勧善懲悪のスッキリストーリーでは無い、ウェスタン舞台の人間の罪と許しを描いた人間ドラマ。
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