劇場的に照らされた屋敷の前で、マルガリータ王女の来世風な少女が縄跳びをしながら呼び名のついた星を数えている…
こんな開幕を食らってしまったが最後、脳が開花する蕾のタイムラプスの如くほどけて涎を垂ら…
冒頭の《星の数を数えながら縄跳びしている電飾ドレス少女とその後ろに映る巨大な影》の絵からして掴みが抜群に良いし「この絵が撮りたい」から逆算して脚本書いてる感じしかしなくて清々しい限りです。他の作品に…
>>続きを読む“100までのカウントダウン”
各旦那を溺れさせるシシー・コルビッツ…ゲームを繰り返すスマット…葬儀を嗅ぎ付ける70番と71番…綱引きで決める結論…
みんなが型(方程式)の中で行動しているので死…
予告動画見て初めて知ったピーター・グリーナウェイ。
レトロスペクティヴの4本全部観たくなる絵作りだけど、ストーリーはだいぶ難解そうだから身構えて観てたら意外にわかりやすく楽しめた。
眺めているだけで…
虫や花、絵画など多種多様な小道具・大道具でセットを彩るだけでなく、1から100までの数字を各カットに忍び込ませるという遊びが、非常に面白かった。ただその遊びが、物語と強くリンクしたかと言われれば疑問…
>>続きを読む